ななちゃんにとっても、ままぽんにとっても、初めての付き添い入院でした。
今後も、ななちゃんやたろすけが風邪や病気などでまた入院することもあるかもしれないので、備忘録的な意味もこめて記録しておきたいと思います。
今回入院した「成育医療研究センター」は、完全看護のため親の付き添い入院は必ずしも必須ではありませんでしたが、付き添い入院を希望することにしました。部屋の希望も出せるので、奮発して個室を希望しました。大部屋は4人1部屋でした。
付き添い入院の期間は、術前のカテーテル検査入院では2泊3日、手術の入院では12泊13日のうち、ICUは付き添い入院が出来ないため、ICUに滞在した5泊を除いた7泊でした。
付き添いの人の食事は出ないため、病院内のコンビニやパン屋さんで調達する必要がありました。時間があれば、とても長めの良いレストランもあります。病院を出てすぐのところにオリジン弁当があったので、買ってきてもらって食べたりもしました。病院内のパン屋さんがお気に入りで、何度も買いに行きました。ハンバーガーも注文できて、ポテトもついてとっても美味しかったです!
付き添い入院 ざっくり体験談
・アラーム音がどこかで夜中も引っ切り無しに鳴っているので熟睡出来ない
・病室はやたら乾燥している
・タオルやおしりふき(ウエットティッシュ)は大活躍
・プレイルームにはおもちゃがたくさんあるが、術後しばらくは行けない
・水分、お菓子、パクっと補給できるものの買いだめ必須
・DVDとおもちゃは絶対必要
・意外と重宝したのはスリッパやクロックス(靴履きっぱなしだと足が蒸れる)
・3食コンビニ調達だと段々調子が悪くなる(+蓄積した睡眠不足もあり)
・看護師さんは忙しそうだけど超親切
自宅は病院から車で30分かからないくらいだったので、付き添いを一時的に変わってもらえる日は、自宅に帰り暖かいご飯を食べ、シャワーを浴びることが出来ました。自宅で一息つけると、だいぶリフレッシュ出来た気がします。
付き添いの人の簡易ベッドは狭く、身長156cmのままぽんが「まぁ狭いけどなんとかなるか」という感じでした。ぱぱすけが試しに寝転がってみたら色々はみ出していました。大部屋でも個室でも簡易ベッドは同じなので、日数が長くなるにつれ、体が痛くなっていきました。空いた時間で軽くストレッチをしていました。
必要なものリスト・あって良かったおもちゃなど
最低限必要なもの
・母子手帳、保険証、医療証、お金
・オムツ、おしりふき、肌着、前開きパジャマ、着替え、バスタオル、タオル
・お食事エプロン、ストローマグ、
・付き添い人の生活用品(歯ブラシ、シャワーセット、スキンケアセットなど)
あってよかったもの
・抱っこひも(お昼寝や夜の寝かしつけで使いました)
・クロックス(付き添い入院のために買いました)
・お茶orお水2Lのストック(喉めっちゃ渇きます)
・リップクリーム、ハンドクリーム(病室めっちゃ乾燥してます)
・軽食のストック(なかなかご飯を買いに行けない時もあるのでパクっと)
・片手でも遊べるおもちゃ(片手は点滴でガチガチに固定されます)
・好きな番組のDVD
・親のリラックスグッズ(蒸気アイマスクやアイス、コーヒーなど)
・キュキュットクリア泡スプレー
家から持ってきたななちゃんのストローマグやお食事エプロンは自分で洗う必要があるため、キュキュットクリア泡スプレーが大活躍でした。
病院からは、前開きボタンのパジャマを数枚用意するように指定されました。普段ユニクロのパジャマを愛用していたのですが、すぽっと被るタイプのものしかなく、前開きのパジャマを用意するのにやや手間取りました。暖かい季節であれば甚平がいいと思います。
DVDは家で録画した”おかあさんといっしょ”と”いないいないばぁ!”の好きな曲をつなげて編集し、1時間の大作を準備しておきました。市販のDVDも、もちろんいいと思います。
そして、なんと言っても片手でも遊べるおもちゃ!
プレイルームにおもちゃがたくさんありますが、術後はしばらくお部屋で安静しなければならないため、いかにお部屋で快適に過ごせるかが勝負です。
片手は点滴で常にガチガチに固定されていました。おうちから持ってきたおもちゃは、両手を使わないとなかなかうまく遊べないものが多く、ななちゃんは思うように遊べずご機嫌ななめになりがちでした。そこで、このおもちゃを買いに走りました。
ワンワンとうーたん クイズにおえかき!ミュージック!タッチでおしゃべりレッスンバッグ
片手でもお絵かきできて、片手でもボタンを押せます。たくさんのボタンがあり、ワンワンやとうーたんがおしゃべりしたり、音楽が流れたり音が鳴ったり、とにかく楽しいおもちゃです。入院記録にも記載していますが、当時はICUにも持ち込むことができました。
入院記録(遊んでいる様子)はこちらです
もうすぐ3歳のななちゃん、まだこれで遊んでいます。お絵かきはたろすけと取り合いしています。良いお買い物をしました。
そして親のリラックスグッズ。人それぞれですが、これを充実させることも大切だと感じました。トイレに行くのもシャワーに行くのも、ご飯を買いに行くのもななちゃん次第になるので、休める時間があまりとれませんでした。ななちゃんが検査をしている間や、夜寝た後など、少しの時間をいかに快適に過ごせるかが肝心です。
ななちゃんのお昼寝は抱っこひもの中だったので、抱っこひもで揺れながらスマホをぽちぽち、好きなお菓子をぱくぱくしていました。
ななちゃんが夜寝た後、洗い物や片付けをして、寝る準備もろもろをします。ままぽんは看護師さんにどんな姿を見られてもいいやと思っていたので、夜は完全オフのストレスフリー、ノーブラスエットすっぴん楽ちんスタイルで過ごしました。余裕がある日は蒸気でアイマスクを使って束の間のリフレッシュをしました。
夜中は熟睡出来ませんでした。個室とはいえ他の病室のアラーム音などはガンガンに聞こえます。看護師さんも何度か見回りにきてくれるので、安心だけど起きてしまいます。夜泣きもあったので、大変でしたが今となっては貴重な経験だったと思います。でももう入院はしませんように・・・!